ナルト
なんだか歯医者さんの抜歯手術みたいだなあ。
全5ページにも渡る「ナルトさまの歴史」「ナルトさま栄光への道」にはうんざりしましたが、中に残してた影分身を使って、中から虫歯を押し出す展開は素直に面白かったです。ナルト側の戦術をトビさんが封じて、しかし、それさえも布石でもう一段、本命の作戦を秘している辺り、よくできた展開だったと思います。忘れられがちな仙人モードに光が当たったのも良かったなー。
スケット
スケットダンスの基本展開、「冒頭のさりげない一言から話が膨らむ」からして、今回はギャング絡みの話かと思ってたら、ボッスンが神(作者)に挑戦する話でした。こういうメタメタしい話好きです。浪漫ちゃんの「便利なキャラだな」もすごく良かった。ギャングもちゃんと出てきたし、篠原先生も自分の「基本展開」を理解してやってるんだろうな、あれ(「先が読める」ではなく、「セルフパロディとして利用してきた」っていう感じ)。
ところで、ボッスンが間違われて攫われたということは、今頃、椿の方がピンチに陥っているのではなかろうか。
ブリーチ
扉のにっこり銀城さんを見て、何故か吹いてしまったww 何が面白かったのかは自分にも分からない……!
そして、分からないといえば、今回のシリーズは何がなんだかさっぱり分からなかったです。最後のリルカとかも、おそらく切ない気持ちになるべきシーンなんだろうけど、銀城一派が一体何をしたかったのか今になっても分からないし、彼らの背景事情も未だにしっくり収まってないので、なんだかよく分からない人たちが、よく分からないうちに勝手に全滅した、というだけの感想しか抱けないや。序盤にですね、ラーメン食べながら一護を訪れた銀城さんの謎行為に「……???」ってなったじゃないですか。あの謎めいた気持ちのまんまシリーズが終わっちゃったような、そんなイメージ。
パッキー
すげえ情報量の多さだな、これ……。パン高等学校は冒頭の掴みもすげーよかったし、シュールすぎてコメントに困るオチも良かったです。学校の心臓部を破壊したらパンのオブジェが爆発してメロンパンが降ってくるとか、本当に意味が分からないけど、こういうの、大好きだ……!
谷秀くんはやっぱり白川さんのお兄ちゃんなのかな。ティラノブナガもだったけど、「最終的にはお金で解決します」というのは、「スタッフが美味しく頂きました」と同じで、提示されてるだけで読み手側のストレスが大きく減じられるので、お金持ちキャラはこの手の大量破壊ギャグ漫画には必要かもしれませんね。しかし、なんという資本主義漫画であろうか。大量生産、大量消費。現代の縮図。
めだか
よくこんな面倒くさいゲームをベースに話を作っていく気になるなあ、と西尾先生に感心することしきり。アカギなら「毎日、麻雀のことを考えてたら、ああいうアイデアも湧いてくるのかな」とも思うけど、西尾先生はこんなオリジナルゲームの必勝法やゲーム展開を毎日妄想してるんだろうか。だとしたら、それはそれで一つの才能だよなぁ。
マジコ
と、思ってたら、こっちでも似たようなのが始まったー!??
リボーン
さ す が の ロ リ コ ン ! ! ! ! !
「へっ…、ここで死ねりゃ本望だ。どうせオレの大好きな幼女はオレへの思いが薄れちまってるしな」
↑大好きな幼女が自分に冷たくなったので死にたくなってるロリコン。
「ちがうのγ! それはあなたが成人女性のことを忘れられないから!」
↑対して、ロリコンが幼女に好かれないのは、ロリコンが本当のロリコン魂を忘れかけているからだ、という幼女からの鋭い指摘。
な ん だ こ れ w w w な ん だ こ の 漫 画 w w w w
今週のリボーンはすげえ面白かったです。めちゃくちゃ笑った。そして、白蘭さんwww あの人、地獄のクソゲーを延々プレイして、クソゲークリア直前でデータリセットされたってのに、しかし、クソゲーをクリアしたらしたで「何もかもどうでもよくなって死を待つだけ」とか、本当に悲しい人だな!!! クソゲー・オア・ダイ! そして、そんな白蘭さんにさえも温もりを与える圧倒的な幼女力!!! やっぱり世界は幼女を中心に動いてるんや!
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